泊の伝統 じゅねもち

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    じゅねと言ってピンとくる方はそう多くないと思いますが、
    泊地区では、お正月や法要には欠かせない郷土食の一つです。

    熱湯で柔らかくした切り餅に、とろとろの甘辛いじゅねだれをかけて食します。

    六ヶ所村では泊地区。さらにお隣の下北郡東通村白糠から小田野沢地区でも同じ食べ方をするようです。
    青森県南地方では甘さを控えたじゅねみそをそば餅などに塗り焼いて食べられています。

    じゅねとは「えごま」のことです。
    食習慣のない地区の方にはとりのえさ?と思われる方もいらっしゃいますがまさに栄養価の高い「鳥の餌」なんですね。

    えごま油には、α−リノレン酸が多く含まれその効果は、
    ガン細胞の増殖を抑える、血圧を下げる、血栓を解消し、血液の流れをよくする、炎症やアレルギーの症状を抑える、など体にいいことづくめで畑の魚肉ともいわれています。
    食べると十年長生きできるといわれることから「じゅうねん」または「じゅね」とよばれます。

    効能もさることながら、おいしいのが一番。
    甘辛く味付けして餅にからめて食べると最高です。

    味付けは砂糖、塩、醤油のみ。
    素材のよさが味を左右しますので、じゅねの掃除にはとても気を使います。
    当店では未熟な粒を手選りで一粒一粒選び出しています。

    白じゅねの掃除
    じゅね掃除

    黒じゅね
    黒じゅね掃除

    なめらかになるまでミキサーですり合わせます。
    じゅねだれ


    近年、天候が悪いためかじゅねの状態があまり良くなくて掃除にとっても時間がかかり、そのため年末には多くのお客様をお待たせしてしまいました。

    一月いっぱいかかってようやくすべてのお客様の注文にお応えできましたが、今月も法要のご注文が続き洗い、乾燥、掃除まで日々じゅねと格闘しております。

    じゅねは夏前に洗って乾燥させ、酸化しないように冷蔵保存します。
    掃除は仕事の合間に少しづつ。

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