じゅね(えごま)の準備

0
    新年に入ってから入荷した「じゅね(えごま)」の新ものです。

    これから1年間の需要に備えて。
    寒を過ぎたとは言え、水はまだまだ冷たくって大変。
    少しづつ洗ってはオーブンに入れて乾燥させます。
    june

    洗っている時や乾燥機に入れてからも
    とっても良い香りです。

    煮しめ魚 吉岡商店で

    0
      吉岡商店の店頭。それぞれに名札がついて行き先が決まっています。
      この長い魚は、鱧。出しがよく出て人気ですが、少し脂っこいので我が家はあぶらめ(あいなめ)4本。
      黒そい、かれい、他に身欠きにしんもよく使われます。

      吉岡商店あぶらめ吉岡商店

      あざみ 食べますか?

      0
        先日、柔らかなあざみをいただきました。
        とげとげがあまりない丸い形の葉のあざみです。
        写真は少しおがりすぎ(大きくなりすぎ)
        2015春の山

        お湯から顔の出たところは黒ずんでしまうので、
        たっぷりの湯に素早く葉を沈めゆで上げます。

        しばらく水につけてあく抜きをしてから
        刻んでおひたしやみそ汁の実にします。

        とげの荒いものは少し口の中が痛い。
        2015春の山

        大きく育ってからは茎を塩漬けしていためものにし、また根も食べられるそうで
        全く無駄になる部分がなく素晴らしいものですね。

        シャキシャキとした歯触りが春の始まりを知らせてくれる
        大事な山菜ですが、他の地域ではあまり食べないようですね。

        時々ちくっとほほをさす痛みも自分への戒めと思えば年に一度大事な行事に思えます。
        なんてそんな大仰なことでもないか。







        泊の伝統 じゅねもち

        0
          じゅねと言ってピンとくる方はそう多くないと思いますが、
          泊地区では、お正月や法要には欠かせない郷土食の一つです。

          熱湯で柔らかくした切り餅に、とろとろの甘辛いじゅねだれをかけて食します。

          六ヶ所村では泊地区。さらにお隣の下北郡東通村白糠から小田野沢地区でも同じ食べ方をするようです。
          青森県南地方では甘さを控えたじゅねみそをそば餅などに塗り焼いて食べられています。

          じゅねとは「えごま」のことです。
          食習慣のない地区の方にはとりのえさ?と思われる方もいらっしゃいますがまさに栄養価の高い「鳥の餌」なんですね。

          えごま油には、α−リノレン酸が多く含まれその効果は、
          ガン細胞の増殖を抑える、血圧を下げる、血栓を解消し、血液の流れをよくする、炎症やアレルギーの症状を抑える、など体にいいことづくめで畑の魚肉ともいわれています。
          食べると十年長生きできるといわれることから「じゅうねん」または「じゅね」とよばれます。

          効能もさることながら、おいしいのが一番。
          甘辛く味付けして餅にからめて食べると最高です。

          味付けは砂糖、塩、醤油のみ。
          素材のよさが味を左右しますので、じゅねの掃除にはとても気を使います。
          当店では未熟な粒を手選りで一粒一粒選び出しています。

          白じゅねの掃除
          じゅね掃除

          黒じゅね
          黒じゅね掃除

          なめらかになるまでミキサーですり合わせます。
          じゅねだれ


          近年、天候が悪いためかじゅねの状態があまり良くなくて掃除にとっても時間がかかり、そのため年末には多くのお客様をお待たせしてしまいました。

          一月いっぱいかかってようやくすべてのお客様の注文にお応えできましたが、今月も法要のご注文が続き洗い、乾燥、掃除まで日々じゅねと格闘しております。

          じゅねは夏前に洗って乾燥させ、酸化しないように冷蔵保存します。
          掃除は仕事の合間に少しづつ。

          けの汁

          0
            寒くなると恋しくなるのが暖かな味噌汁ですね。
            実だくさんの「けの汁」は我が家ではいつでも人気です。
            (長男には受けませんが・・・)

            ふき、わらび、人参、ごぼう、しいたけ、油揚げ、こんにゃく等を
            すべて小さく切り刻んでだし昆布とともにくつくつと煮込んでみそ仕立てにします。
            けの汁

            妹たちも大好物で帰省するとなると、母はふきわらびの塩抜きから始め
            いそいそと準備に入ります。

            汁ものというよりは、まるで煮物のような水分量ですが、
            煮返すほどに味が染みておいしくなるので、2日目3日目と
            毎日でもおいしくいただけます。

            法事等には欠かせない、地元食の定番です。

            秋の味覚

            0
              朝晩の気温の寒暖差が大きくなりました。
              この時期を待ちわびている「きのこ狩り」愛好家の皆さんですが、
              当店のスタッフも毎週のように山に出かけるきのこ好きがおります。

              よもぎの時季限定の私と違い、草深い中からえものを見つけた時の
              喜びはかなり大きいようです。

              先日も、とってもきれいなキノコを見つけたそうで
              見たいからと、データを送ってもらいました。
              2014きのこ


              キノコがこんな風にきれいになっているのは初めて知りました。
              青森では眺めてきれいな菊さえも、秋の味覚の一つです。

              黄色がきれいな「阿房宮」は蒸してのりのように広げて干したものもあり、
              大根やニンジンの漬物を巻いて菊寿司や、そのままおひたしにまた
              味噌汁の具にもなります。

              この頃は「もってのほか」という鮮やかな紫色の菊が苦味もなく広く栽培されています。
              もってのほか


              まつぼの食べ方

              0
                今日は快晴。風が冷たいもののきらめく海は柔らかな春色です。

                昨日に続いて今日も磯解禁です。
                泊のまつぼの食べ方を書いてみます。

                まつぼの下ごしらえ(石ころや砂をきれいに取り除き洗っておく)
                 すり鉢にいれてすりこぎでゴリゴリやると聞きました。
                 こうすると根っこについた石がとれます。
                 その後ボールにまつぼと水を入れ、さらに手触りで石を取り除きます。
                 これを繰り返してきれいにしたら出来上がり。。

                1.まつぼデナベ(デ=不明、ナベ=鍋)
                 小鍋にサバ水煮缶を汁ごと開けて火にかける。
                 煮えてきたらみそ大サジ1〜2杯(おこのみで)を溶く。
                 ふつふつと煮たったところに、まつぼを少しづつ入れかき混ぜる。
                 きれいな緑色に変わったら食べられる。

                 お好みで卵を入れてもおいしい。
                 
                2.干しまつぼ、あぶりまつぼ
                 下ごしらえの済んだまつぼをざるやさらに広げて乾燥させる。
                 (板のり状にするとあぶりやすい。)
                 みそ汁やいためものなどに砕いて振りかけて食べる。

                3.てんぷら
                 かき揚げにいれてもおいしい。


                1.の「デナベ」はワカメや、ふのりに変えてもおいしいですよ。
                 サバ水煮缶は栄養も満点で味もいいし、お手軽なのでとてもよく使います。
                 
                 

                まつぼ・ふのり・わかめ  磯解禁

                0
                  日射しはすでに春ですね。
                  ここ数日、ふのり、わかめ、まつぼの解禁がありました。

                  カメラを持って磯に降りたら、たくさんの方が腰をかがめて採っていました。
                  かこ舟も出ていましたが、今年のワカメは少ないそうです。

                  昔の船着き場のコンクリートにもびっしりとふのりやまつぼが着いていましたが、
                  春先のまつぼはとろとろとした「ぬめり」が特徴で、とってもおいしいんですよ。

                  我が家では「サバ水煮缶」と一緒に煮て、濃いめのみそ味にした「まつぼデナベ」です。
                  ご飯が進む地元食の1品です。

                  まつぼデナベとわかめ汁
                  まつぼデナベ・わかめ汁

                  昼になってまつぼが乾燥し始めてから摘みやすくなりました。
                  ここでは早い時期の短いものを食べます。
                  ふのり摘み

                  アカハタ 
                  八戸の春に食べられる海藻とは知っていましたが、泊にもあったとは知りませんでした。
                  アカハタ





                  いか漁始まる

                  0
                    今朝採れたてのいかをいただきました。
                    漁が始まったばかりの夏いかです。

                    サイズは手のひらほど。
                    流通には氷詰めにしますが、氷に当たるとうまくないと言って
                    わざわざ「氷につけていないからね」と言ってからくれます。

                    夏いか

                    函館のいかソーメンほどではないのですが、
                    泊では長さ5センチ位を細切りにして、生姜醤油でいただきます。

                    小さいうちはタテに二つ割りにしてから細切り。
                    柔らかくておいしいんです。

                    夏いかは「いか寿司」にします。
                    ゆでたいかの胴に人参、キャベツの塩もみを詰め
                    紅生姜の汁と甘酢、塩でいかの漬物風にします。
                    小ぶりで柔らかい時の料理です。

                    胴の薄皮は2枚あり、丁寧に剥くとおいしいそうです。


                    秋いかになって大きくなると、横に3等分にしてから細切り。
                    身も厚くなり歯ごたえが楽しめます。

                    耳の刺身が一番という方もいらっしゃいますね。


                    燃料の高騰で船主も大変な時ですが、
                    大漁を願わずにはいられません。


                    ※どうも今日の献立は、いかの丸煮になりそうです。
                    煮ると半分のサイズになりますからね。

                    水から煮て沸騰直前で弱火にして少し煮ます。
                    いかは強火で煮ると硬くなってしまいますので。

                    お醤油で、腸(わた)ごと食べます。
                    これが美味い!んです。

                    | 1/1PAGES |